手の少陰心経

こんにちは、国分寺の鍼灸やまと治療院です。
今回は正経十二経脈の5番目の経脈「手の少陰心経」について記載します。

手の少陰心経

少陰心経しょういんしんけいは、「心」に属した経脈です。一本の経脈上の経穴の数は9穴になります。この経脈は左右にあるため、全身の経穴数は18穴となります。
正式名称は「手の少陰心経」ですが、略して「心経」「手少陰」と言うことがあります。
「心」に関連する症状(動悸など)や、精神的なもの、経脈の走行上の症状(肘の痛み等)などに使います。

流注(るちゅう) ~経絡の流れの説明~

手の少陰心経の図
※ここでは『十四経発揮じゅうしけいはっき』の図を利用しています。

手の少陰心經の脈は心中に起り、氣管(心系)に屬し、横膈膜を下つて小腸を絡ふ、其支は心系より上つて咽を挾み目に繋る、其直經は心系より却つて肺に上り腕の下に出で、上膊の内側、臑内の後廉即ち、内側二頭膊筋溝を下走し、(太陰心主即ち心包經の後より)肘の内側に出で、内尺骨筋と前膊屈筋との間溝を通りて、豆骨(掌後鋭骨)の端に抵り、掌中の後緣、小指球下緣に入り、小指の内を循つて、小指橈側爪甲根部を去る一分の處に終る經絡である。

引用:柳谷素霊著『鍼灸醫學全書 經穴學』,p.100

手の少陰心経のの病(是動病・所生病)

是動ずるときの病は、嗌乾き、心痛み、渇して飲まんと欲す。是を臂厥と為す。
是れ心を主り、所生病は、目黄ばみ、脇痛み、臑臂の内後廉痛み、厥すれば掌中熱痛す。

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手の少陰の気、絶するときは脉通ぜず、脉通ぜざるときは血流れず、血流れざるときはぼう色沢ならず。故に其の面、黒くして漆柴の如き者は血先ず死す。みずのえに篤くしてみずのとに死す。水、火に勝つなり。

引用:『黄帝内経霊枢』経脉第十

髦:髪のこと

手の少陰心経の経穴一覧

コード名称よみがな備考
HT1極泉きょくせん
HT2青霊せいれい
HT3少海しょうかい合水穴
HT4霊道れいどう経金穴
HT5通里つうり絡穴
HT6陰郄いんげき郄穴
HT7神門しんもん兪土穴・原穴
HT8少府しょうふ滎火穴
HT9少衝しょうしょう井木穴
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