陰維脈

こんにちは、国分寺の鍼灸やまと治療院です。
今回は奇経八脈のひとつ「陰維脈」について記載します。

陰維脈の概要

この経脈は「陰維脈いんいみゃく」といい、、奇経八脈と呼ばれる経脈のひとつです。この経脈1本の経穴の数は8穴になります。この経脈は身体の左右にありますが、2穴は中央にある任脈の経穴であるため、全身の経穴の数は14穴となります。なお、この経脈のすべての経穴は別の経脈にある経穴であり、衝脈の独自の経穴はありません。
陰維脈は陽維脈とセットで陰の経脈と陽の経脈の連絡を強化・調整するものです。

流注(るちゅう) ~経絡の流れの説明~

陰維脈の図
※ここでは『和漢三才図会わかんさんさいずえ』の図を利用しています。

 陰維は諸陰の交に起こり,足の少陰の築賓穴に発する.陰維の郄穴と為す.内果の上5寸,腨肉分中ぜんにくぶんちゅうにあり.上って股の内廉を循り,上行して小腹に入る.府舎穴で足の太陰,厥陰,少陰,陽明と会す.上って大横穴,腹哀穴で足の太陰と会し,脅肋を循って期門穴で,足の厥陰と会す.胸膈を貫き咽に上り,天突穴,廉泉穴で任脈と会し,上って頂前に至って終わる.

引用:教科書執筆小委員会著『経絡経穴概論』医道の日本社,p.9

陰維脈の病

陰維の病たること、心痛を苦しむ。

引用:『難経』二十九難

陰維脈の経穴一覧

名称よみがな備考
築賓ちくひん郄穴、足少陰腎経
衝門しょうもん足太陰脾経
府舎ふしゃ足太陰脾経
大横だいおう足太陰脾経
腹哀ふくあい足太陰脾経
期門きもん足厥陰肝経
天突てんとつ任脈
廉泉れんせん任脈
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