『脈経』王叔和譔 (巻第一)⑧ ~鍼灸院必携・脈診の原典~

臓腑の病脈陰陽を弁ずる大法 第八

脈、何を以ってか臓腑の病を知るや。
しかり、さくは腑なり、は臓なり。
数は即ち熱有り、遅は即ち寒を生ず。
諸陽を熱と為し、諸陰を寒と為す。
故に臓腑の病を別ち知るなり。

脈来ること大なるは此れ肺脈と為すなり。
脈来ることちんかつにして石の如きなるは腎脈なり。
脈来ること弓の弦の如きなるは肝脈なり。
脈来ることはやく、去ること遅きは心脈なり。
脈来ること当に見れども見えずを病と為す。
病に深浅有り、ただ当に如何して邪を受るかというを知るべし。


【メモ】
前半は『難経』九難

白文

辨藏腑病脉隂陽大法第八
脉何以知藏腑之病也然數者腑也遲者藏也數即
有熱遲即生寒諸陽爲熱諸隂爲寒故別知藏腑之
病也
脉來浮大者此爲肺脉也脉來沈滑如石腎脉也脉
來如弓弦者肝脉也脉來疾去遲心脉也脉來當見
而不見爲病病有深淺但當知如何受邪

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底本:『脈経 仿宋何大任本』北里大学東洋医学総合研究所医史学研究部・日本内経医学会
参考:『王叔和脉経』京都大学附属図書館所蔵

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