『脈経』王叔和譔 (巻第一)⑮ ~鍼灸院必携・脈診の原典~

病 将に差んとす と 已え難き の脉を診す 第十五

問うて曰く、仮令ば病患いえんと欲す。脈にして愈ことを知るは、何を以って之を別かたん。
師曰く、寸関尺、大小、遅疾、浮沈、同等なれば、寒熱解せざる者有りと雖ども、此れ脈の陰陽の平復を為す。当に自愈すべし。
人の病、其の寸口の脉と人迎の脉との小大及び浮沈等しき者は病へ難し。


【メモ】
巻一はこれで終了。

原文

診病将差難已脉第十五
問曰假令病患欲差脉而知愈何以別之師曰寸關
尺大小遲疾浮沈同等雖有寒熱不解者此脉隂陽
爲平復當自愈人病其寸口之脉與人迎之脉小大
及浮沈等者病難已

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底本:『脈経 仿宋何大任本』北里大学東洋医学総合研究所医史学研究部・日本内経医学会
参考:『王叔和脉経』京都大学附属図書館所蔵

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