『鍼灸重宝記』本郷正豊著

『鍼灸重宝記』本郷正豊著 鍼灸重宝記

『鍼灸重宝記』は江戸時代の享保3年(1718年)に本郷正豊によって著された鍼灸治療に関する書物です。
本郷正豊先生に関しての資料が残っていないため、どのような人物だったかは失伝していますが、鍼灸に関して非常によくまとめられた書物であったといえます。
また、『鍼灸重宝記』は名鍼灸師として名高い八木下勝之助先生が愛読していた事で有名です。八木下先生はこの本を頼りに非常に優れた治療を行っていたと言われています。毎日毎日何十年も読み続けていたそうです。幾度となく繰り返し読むことにより鍼灸治療の究極の境地に至ることが出来るのかもしれません。
今回このブログでは『鍼灸重宝記』の全文掲載を目指して、少しずつ入力していこうと考えています。

底本:『鍼灸重宝記綱目』(京都大学附属図書館所蔵)
図として画像データより抽出し一部加工して使用

鍼灸重宝記綱目目録

鍼灸重宝記序


九鍼之図説
撚針の手法並に
打鍼の手法並に
管針の手法並に
五蔵六府の図説
臓腑内景の図
五蔵色脉証候虚実の例
五蔵の色体
四知之論
診脉 三部九候 六脉 祖脉 七表 八裏 九道 七死之脉
死証の見脉
腹の見様
天地人男女の法
太極の論
十四の鍼法
補瀉迎随の論
当流伝受の奥義
針浅深の論
阿是の穴
針刺して抜けざるを抜くの法
折針を抜くの法
針灸慎みの事
灸穴を点する法
十二経旺分の時
四季、毎日、十二時の人神
血忌、血支、長病日
艾葉の製法
灸火の法
尺寸を定る法
髪際を定る法
大推を定る法
灸補瀉の法
灸暈を治する法
灸瘡を発する法
灸瘡を洗ふ方
同痛を止る方
同愈薬
周身骨度寸尺の定法並に
十四経仰伏総図
十四経脉是動所生病
附奇経八脉
禁針、禁灸 並に
経絡の要穴並に図説

〇経絡要穴の目録
顔面の部
神庭 上星 顖会
前頂 百会 後頂
強間 風府 瘂門
曲差 五処 承光
通天 絡却 玉枕
天柱 臨泣 目窓
正営 承霊 脳空
風池 天牖 本神
頭維 頷厭 懸顱
懸釐 曲鬢 率谷
天衝 浮白 竅陰
完骨 素髎 水溝
兌端 齗交 承漿
廉泉 攅竹 晴明
陽白 聴宮 頰車
耳門 翳風 地蒼
聴会 大迎
心腹の部
天突 璇璣 膻中
巨闕 上脘 中脘
建里 下脘 水分
神闕 陰交 気海
石門 関元 中極
曲骨 雲門 中府
気舎 缺盆 幽門
通谷 陰都 石関
不容 承満 梁門
関門 太乙 滑肉門
天枢 気衝 期門
腹哀 腹結 章門
京門
肩背の部
肩井 肩髃 大椎
身柱 命門 陽関
腰兪 長強 風門
肺兪 厥陰兪 心兪
鬲兪 肝兪 胆兪
脾兪 胃兪 三焦兪
腎兪 大腸兪 小腸兪
膀胱兪 膏肓兪 神堂
譩譆 鬲関 魂門
意舎 肓門 志室
胞肓 秩辺
肘手の部
極泉 天府 俠白
尺沢 魚際 孔最
列缺 太淵 少商
商陽 二間 三間
合谷 陽谿 偏歴
温溜 下廉 上廉
手三里 曲池 五里
臂臑 少海 青霊
少府 神門 前谷
後谿 陽谷 曲沢
大陵 中衝 液門
中渚 陽池 支溝
天井 臑会
脚腿の部
陰廉 五里 陰包
曲泉 膝関 中都
蠡溝 中封 大衝
行間 大敦 陰谷
築賓 交信 復溜
水泉 昭海 大鐘
太谿 然谷 湧泉
箕門 血海 陰陵泉
地機 漏谷 三陰交
商丘 公孫 大白
大都 隠白 会陽
承扶 殷門 浮郄
委陽 委中 合陽
承筋 承山 飛陽
附陽 崑崙 僕参
申脉 金門 京骨
束骨 通谷 至陰
髀関 陰市 梁丘
犢鼻 三里 巨虚上廉
条口 巨虚下康 豊隆
解谿 衝陽 陥谷
内庭 厲兌 環跳
中瀆 陽関 陽陵泉
陽交 外丘 光明
陽輔 絶骨 丘墟
臨泣 地五会 夾谿
竅陰
秘伝の穴
患門 四花 腰眼
風市 騎竹馬 鬼哭
斜差

針灸諸病の治例
中風 痺痛 痿
傷寒 熱病 中寒
痎瘧 痢病 泄瀉
霍乱 傷食 嘔吐
膈噎 咳逆 喘促
痰飲 咳嗽 諸気
鬱証 癆瘵 吐血
下血 虚損 汗
諸熱 健忘・怔忡・驚悸
眩暈 中悪 癲癇
狂乱 諸虫 積聚
黄疸 水腫 脹満
消渇 淋病 溺濁
遺溺 遺精 秘結
痔漏 脱肛 頭痛
痃癖 手指痛 心痛
腹痛 脇痛 腰痛
痛風 脚気 疝気
眼目 耳病 鼻病
牙歯 唇病 口病
舌病 咽喉 癰疽
疔 瘰癧 諸瘡
便毒 癘風 損傷
中毒 虫獣 頓死
気付 溺死 脉絶
婦人
調経 崩漏
帯下 諸痛 血の道
求嗣 妊娠 産前
産後 乳病 絶子
小児
小児脉法 驚風 癲癇
疳 癖積 瘧
黄疸 吐瀉 初生雑病

神灸神針の法方

鍼灸重宝記

鍼灸重宝記:本郷正豊著(2)/江戸時代の鍼灸治療の手引書

九鍼之図説 鑱鍼 長さ一寸六分。 熱の頭身にあるを刺し、陽気を瀉す。 圓鍼 長さ一寸六分。 分間の気を摺摩し肌肉を傷らず。 鍉鍼 長さ三寸五分。 ...
2020年6月23日
鍼灸重宝記

鍼灸重宝記:本郷正豊著(1)/江戸時代の鍼灸治療の手引書

鍼灸重宝記序 夫れ以見おもんみれば人此の腔子こうすあるときは即ち此の病あり。百年の光陰誰か恙なきの人あらん乎。恙あらば須すべからく早く計はかるべし。其の計はかりごとの頼む所や、針灸薬にして而しこうして薬餌の及ばざる者、鍼灸に因よらずん...
2020年6月26日
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