『鍼灸医術の門』柳谷素霊著

『鍼灸医術の門』柳谷素霊著 鍼灸医術の門

『鍼灸医術の門』は昭和の名鍼灸師の柳谷素霊先生が著した書籍です。柳谷素霊先生は鍼灸治療の復興に尽力された先生です。
この本は、柳谷素霊先生が鍼灸医学入門者の為に書かれた名著です。古い本ではなく昭和23年に書かれた最近の本ですが、既に著作権の保護期間が終了しているため全文を掲載します。

底本:『鍼灸醫術の門』医道の日本社 昭和23年4月25日発行

目次

鍼灸医術の門序
第一節 緒言
第二節 醫・手当
第三節 
第四節 経絡
 (一)経絡に沿ふて鍼灸の感覚が起る
 (二)動物実験例
 (三)X線による研究
第五節 気血営衛
 (一)父母交媾成胎、先天之気
 (二)児成り、後天の気
 (三)営衛
第六節 三焦緒論
第七節 素質、外因、内因、不内外因
 (一)素質
 (二)外因
 (三)内因
 (四)不内外因
第八節 四診
 (一)望診
  第一図表 五行色体表
 (二)聞診
 (三)問診
 (四)切診
  イ、脉診
  第二図表 六部定位、三部九候脉
  第三図表 祖脉虚実脉
  ロ、腹診
  ハ、切視、経背
第九節 病証
 (一)五運主病、六気為病
 (二)正経自病
 (三)五邪所傷
  第四図表 五邪挙心為例
 (四)臓腑病(井滎兪経合主治穴)
 (五)十二経病(井滎兪経合補瀉穴)
 (六)是動病、所生病と井滎兪経合原穴解
  第五図表 井滎兪経合穴解
  第六図表 井滎兪経合主治証
第十節 鍼灸治療方法の種々相
 (一)鍼刺法の種々相
 (二)施灸法の種々相
  イ、打膿灸
  ロ、焦灼灸
  ハ、生薑灸、蒜灸、韮灸、杏仁灸
  ニ、味噌灸
  ホ、塩灸
  ヘ、漆灸
  ト、墨灸
  チ、紅灸
  リ、油灸
 (三)病気に対する治療穴の種々相
 (四)刺戟療法
 (五)大久保適斎氏の鍼治論
 (六)九鍼
第十一節 治穴配合の方則及臓腑取穴法
  第七図表 五行要穴図
  第八図表 十二原穴、要穴、郄穴、絡穴、兪穴表
  第九図表 治穴配合の方則
  第十図表 臓腑虚実補穴瀉穴表
 (一)要穴解
  イ、原穴
  ロ、郄穴
  ハ、絡穴
  ニ、兪穴
  ホ、募穴
  ヘ、八会穴
  ト、十五絡穴、交会穴、要穴
第十二節 鍼灸技術の稽古
 (一)硬物通し
 (二)浮物通し
 (三)生物通し
 (四)生体に於ける硬物通し
 (五)生体に於ける浮物通し
 (六)気の往来
 (七)浮水六法
 (八)灸の稽古
第十三節 補瀉の方法
 (一)補の意味
 (二)瀉の意味
  第十一図表 鍼灸補瀉之表
第十四節 鍼灸科学の業蹟
 (一)穴に関するもの
 (二)鍼灸を刺戟とし、血液像に及ぼす作用に関するもの
第十五節 鍼灸科学化の方途
第十六節 結語
 

投稿一覧

鍼灸医術の門

鍼灸医術の門:柳谷素霊著(32)/鍼灸の入門者のための必読書

第十六節 結語 私は「鍼灸古典手引」を執筆し、鍼灸の本質的なるものを闡明し、明治以降の刺戟偏重主義、経絡経穴無用論者に対して我々の経絡治療を闡明しやうと企図してゐた、が、仲々その機会が得られなかつた。然も「医道の日本」はいち早くも「古典鍼...
2020年6月23日
鍼灸医術の門

鍼灸医術の門:柳谷素霊著(31)/鍼灸の入門者のための必読書

第十五節 鍼灸科学化の方途 鍼灸術は科学的実践であると我々は信じてゐる、板倉武博士のいふやうに、従来の鍼灸科学は「病の科学」であつた。静態基礎医学的研究であつた。が、それでは鍼灸の本質的なるものはつかめはしないし、鍼灸の治療には役立たない...
2020年6月23日
鍼灸医術の門

鍼灸医術の門:柳谷素霊著(30)/鍼灸の入門者のための必読書

第十四節 鍼灸科学の業蹟 明治の末期から鍼灸に関心を持つてゐた医学者が現代基礎医学的に研究してくれた。その研究論文、並に文献は巻末にある、その研究業蹟は大体次のやうに分けることが出来る。 (一)穴に関するもの これは後藤道雄博士の...
2020年6月23日
広告
鍼灸医術の門

鍼灸医術の門:柳谷素霊著(29)/鍼灸の入門者のための必読書

第十三節 補瀉の方法 私は思ふてゐる、鍼灸は補瀉の術である。補瀉は鍼灸なる簡単な道具を精巧にする操作である。補は与へる、益す、加へる、救ふ、済ふ、実せしむ、興起生長さすとふことである。 瀉は取る、奪ふ、減する、尅す、抑へる、殺す、減衰収...
2020年6月23日
鍼灸医術の門

鍼灸医術の門:柳谷素霊著(28)/鍼灸の入門者のための必読書

第十ニ節 鍼灸技術の稽古 鍼は一本の針金であり、灸は艾を燃焼させるだけである。 至極簡単な治療法である、だから原始的な治療法だなんて云はれるのである、簡単であるからキキメがないといふ人があつたら、それは誤りである。和田東郭先生は「用法簡者...
2020年6月23日
鍼灸医術の門

鍼灸医術の門:柳谷素霊著(27)/鍼灸の入門者のための必読書

【第十一節 治穴配合の方則及び臓腑取穴法】 (1)要穴解(圏穴解) 五行要穴図にある圏穴はそれぞれ重要な意味を有するもので、次に略解を試みる。 イ、原穴 臍下腎間の動気は人の生命なり、十二経の根本なり、故に原と名づく、三焦は...
2020年6月23日
鍼灸医術の門

鍼灸医術の門:柳谷素霊著(26)/鍼灸の入門者のための必読書

第十一節 治穴配合の方則及び臓腑取穴法 以上で我々は鍼灸の仕方を知つた。が、具体的な病人を前にして、如何に治療穴を選択し、如何やうな操作を与ふべきであるかについて考へねばならない、それには脉証によりて陰陽虚実臓腑を決定し、補瀉すれぱ足るの...
2020年6月23日
鍼灸医術の門

鍼灸医術の門:柳谷素霊著(25)/鍼灸の入門者のための必読書

【第十節 鍼灸治療方法の種々相】 (六)九鍼 以上の説論を眺めて、こゝに改めて霊枢、九鍼十二原篇の九鍼を想ひ出すのである。即ち 一、鑱鍼 巾鍼に則る、末を去ること一寸半にして漸く鋭くし、長さ一寸六分、熱頭身にあるを主る、...
2020年6月23日
鍼灸医術の門

鍼灸医術の門:柳谷素霊著(24)/鍼灸の入門者のための必読書

【第十節 鍼灸治療方法の種々相】 (五)大久保適斎氏の鍼治論 今、心、肺二臓の手術を頚交感神経に取り、各種の内臓刺点を腰椎に求むる時は、其の神経経絡、彼れ是れ相混じて、各器各別に奏効すること能はざるに似たり、是身体組織に於ては各々撰択機...
2020年6月23日
鍼灸医術の門

鍼灸医術の門:柳谷素霊著(23)/鍼灸の入門者のための必読書

【第十節 鍼灸治療方法の種々相】 (四)刺戟療法 大谷彬亮博士の「刺戟療法」に次のやうなことが記載されてゐる。刺戟の結果として現はるゝ身体的変化即ち生体反応は陽性相(Positive Phase)と陰性相(Negative Phase)...
2020年6月23日
このページをSNSでシェア
やまと治療院をフォローする