『杉山流三部書』

『杉山流三部書』 杉山流三部書

杉山和一著『杉山流三部書』のテキストデータを公開します。
『杉山流三部書』は江戸時代に杉山流鍼術の教科書とされていたと言われています。
杉山流の創始者の杉山和一検校については、以下のページをご覧ください。

杉山 和一 検校
杉山 和一(すぎやま わいち)生没:1610年(慶長十五年)~1694年(元禄七年)杉山和一は江戸時代の鍼師です。当時の視覚障碍者の団体「当道座とうどうざ」の「検校けんぎょう」の地位にいたことから検校をつけて杉山検校ともよばれま...

杉山流三部書

『療治之大概集』杉山和一著 ~江戸時代の鍼灸の教科書~
杉山流三部書療治之大概集総検校 杉山和一著 ◇ 療治之大概集 目録 ◇  一、補瀉の事  一、押手の事  一、撚りの事  一、四季鍼の事  一、男女立様の事  一、鍼折れたる時の事  一、...
『選鍼三要集』杉山和一著① ~江戸時代の鍼灸の教科書~
杉山流三部書選鍼三要集総検校 杉山和一著 序愚、偏陋へんろうを禀けて竊ひそかに鍼の道に志すこと曰く有り。故に入江先生の足下に遊んで命を聞くことを得たり。先生の道、軒岐を宗とす。故に常に謂ふ、見つべき者は内経なり。鍼法...
『医学節要集』杉山和一著
杉山流三部書医学節要集総検校 杉山和一著 ◇ 目次 ◇一、先天之事一、後天之事一、腹の見様之事一、食物胃腑え受けて消化道理之事一、三焦之事一、井栄兪経合之事一、五臓に五臭、五声、五色、五味...

記事一覧

杉山流三部書

『療治之大概集 巻之下』杉山和一著 ~江戸時代の鍼灸の教科書~

療治之大概集 巻之下 十五絡の事 絡とは餘の経え通ふ道なり 一、大腸遍歴、肺列缺、小腸支正、心通里、胃絡豊隆、脾公孫、胆絡光明、肝蠡溝、三焦外関、心主内関、膀胱飛陽、腎大鍾、陽蹻申脈、陰照海、督絡長強、任尾翳、脾の大絡大包の穴。 ...
2020年6月30日
杉山流三部書

『療治之大概集 巻之中』杉山和一著 ~江戸時代の鍼灸の教科書~

療治之大概集 巻之中 諸蟲門 もろもろのむしの事 一、諸蟲は大腸胃の腑の内の湿熱に生ずる者なり。外台秘要と云ふ書に曰く蟲九種有り。何れも人の臓腑を啖ふ。一つに伏蟲、長さ四寸計り。二に蛔蟲、長さ一尺程。三に白蟲、長さ四五尺餘り。四に肉...
2020年6月30日
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『療治之大概集 巻之上』杉山和一著 ~江戸時代の鍼灸の教科書~

療治之大概集 巻之上 補瀉の事 一、補ほは呼息つくいきに鍼はりを刺さし入れ、吸息ひくいきに鍼はりを抜ぬき、その跡あとを揉もむなり。 一、瀉しゃは吸息ひくいきに鍼を刺し入れ、呼息つくいきに鍼を抜き、その跡を揉まぬなり。 押手の...
2020年6月30日
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杉山流三部書

『選鍼三要集』杉山和一著⑬ ~江戸時代の鍼灸の教科書~

選鍼三要集跋 易に曰く、夫れ天の行くことは健かなり。君子以て自ら彊(つとめ)て息(や)まず。但だ天行を言ふときは其の一日一周にして明日一周なるを見る。重復の象の若し。至健に非れば能わずや。君子之に法て人欲を以て其の天徳の剛を害せず。則ち自...
2020年7月4日
杉山流三部書

『選鍼三要集』杉山和一著⑫ ~江戸時代の鍼灸の教科書~

禁灸穴歌 四十七穴 禁灸の穴四十七。承光、瘂門、風府、逆す。睛明、攅竹、下、迎香。天柱、素髎、上、臨泣。脳戸、耳門、瘈脈に通ず。禾髎、顴髎、絲竹空。頭維、下関、人迎、等し。肩貞、天牖、心兪、同じ。乳中、脊中、白環兪。鳩尾、淵腋、如(もしく...
2020年7月4日
杉山流三部書

『選鍼三要集』杉山和一著⑪ ~江戸時代の鍼灸の教科書~

禁鍼穴歌 共に三十一穴 禁鍼穴の道、先づ明らめんことを要す。 脳戸、顖会、及び神庭。絡却、玉枕、角孫の穴。顱息、承泣、承霊に随う。神道、霊台、膻中忌む。水分、神闕、並びに会陰。横骨、気衝、手の五里。箕門、承筋、及び青霊。乳中、上臂の三陽...
2020年7月4日
杉山流三部書

『選鍼三要集』杉山和一著⑩ ~江戸時代の鍼灸の教科書~

鍼灸要穴の論 夫れ鍼灸を用ひんと欲する者は当に要穴を主とすべし。灸は寒邪を散じ鍼は欝滞を開く。千患愈へずということなし。然れども世に鍼を業とする者、要穴を刺して兪へずと謂ふ。何ぞ此の理有らんや。予、甞て思ふに腹を主として要穴を知らず、或は...
2020年7月4日
杉山流三部書

『選鍼三要集』杉山和一著⑨ ~江戸時代の鍼灸の教科書~

十四経穴並びに分寸 手の太陰肺経十一穴。中府、雲門、天府、侠白、尺沢、孔最、列缺、経渠、太淵、魚際、少商。 中府は雲門の下一寸。雲門は璇璣の旁ら六寸。天府は腋下三寸。侠白は肘上五寸。尺沢は肘中約文陥なる中。孔最は腕上七寸。列缺は腕後一寸...
2020年7月4日
杉山流三部書

『選鍼三要集』杉山和一著⑧ ~江戸時代の鍼灸の教科書~

十五絡脈 手の大陰の別、名づけて列缺と曰ふ。 実するときは手の鋭掌熱し之を瀉し、虚するときは欠劫し小便遺数す之を補ふ。 手の少陰の別、名づけて通里と曰ふ。 実するときは膈に支へ之を瀉し、虚するときはもの言ふこと能はず之を補ふ。...
2020年7月4日
杉山流三部書

『選鍼三要集』杉山和一著⑦ ~江戸時代の鍼灸の教科書~

九鍼の図 此の図は類経に出たり。全く類経図翼を引いて出せるものなり。 一に曰く鑱鍼。其の頭大いにして其の末鋭なり。法を巾鍼に取る。末寸半を去りて漸く此を鋭にす。長さ一寸六分。熱頭身に在る者を治することを主る之を用ゆ。 二に曰く員鍼...
2020年7月4日
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