鍼灸の庵 〜やまと治療院ブログ〜

脈経

『脈経』王叔和譔 (巻第二)③ ~鍼灸院必携・脈診の原典~

平 三関の病候並に治宜 第三 寸口の脈、浮は中風、発熱、頭痛。 桂枝湯、葛根湯を宜く服すべし。 風池、風府に針し、火に向うて身を灸し、風を治する膏を摩して、覆て汗をして出でさしむ。 寸口の脈、緊は頭痛、骨肉疼を苦しむ。是れ、...
2020年8月1日
脈経

『脈経』王叔和譔 (巻第二)② ~鍼灸院必携・脈診の原典~

平 人迎神門気口前後の脈 第二 心実 左手の寸口人迎以前の脈、陰実する者は手の厥陰経なり。 病、閉、大便利せず、腹満、四肢重く、身熱を苦しみ、胃脹す、を苦しむ。三里を刺す。 心虚 左手の寸口人迎以前の脈、陰虚する者は手の厥陰経...
2020年8月1日
脈経

『脈経』王叔和譔 (巻第二)① ~鍼灸院必携・脈診の原典~

平 三関陰陽二十四気の脈 第一 左手の関前寸口の陽、絶する者は小腸の脈無なり。 臍痺、小腹の中に疝瘕有りて王月には冷えて上て心を搶つくことを苦しむ。 手の心主の経を刺し陰を治す。心主は掌後横理の中に在り。(大陵) 左手の関前寸口...
2020年8月1日
広告
脈経

『脈経』王叔和譔 (巻第一)⑮ ~鍼灸院必携・脈診の原典~

病 将に差んとす と 已え難き の脉を診す 第十五 問うて曰く、仮令ば病患差いえんと欲す。脈にして愈ことを知るは、何を以って之を別かたん。 師曰く、寸関尺、大小、遅疾、浮沈、同等なれば、寒熱解せざる者有りと雖ども、此れ脈の陰陽の平復を為...
2020年8月1日
脈経

『脈経』王叔和譔 (巻第一)⑭ ~鍼灸院必携・脈診の原典~

平 人病を得るの所起 第十四 何を以って春に病を得るを知るや。 肝脈無きことなり。 心脈無きは、夏に病を得る。 肺脈無きは、秋に病を得る。 腎脈無きは、冬に病を得る。 脾脈無きは四季の月に病を得る。 仮令ば、肝病は西行して...
2020年8月1日
脈経

『脈経』王叔和譔 (巻第一)⑬ ~鍼灸院必携・脈診の原典~

遅疾短長雑脈の法 第十三 黄帝問うて曰く、余聞く、胃の気、手の少陽三焦、四時五行の脈法、夫れ人の言うことに脈に三陰三陽有りて、病の存亡を知る。脈、外を以って内を知る。尺寸の大小、願くは之を聞かん。 岐伯曰く、寸口の中、外は浮沈、前後、左...
2020年8月1日
脈経

『脈経』王叔和譔 (巻第一)⑫ ~鍼灸院必携・脈診の原典~

災怪恐怖の雑脈を弁ず 第十二 問うて曰く、脈に残賊有りとは何の謂ぞや。 師の曰く。脈に絃有り、緊有り、濇有り、滑有り浮有り、沈有り、此の六脈を残賊と為す。能く諸経と病を作なす。 問うて曰く、嘗て人の為めに難ぜらる所、緊脈何れの...
2020年8月1日
経絡・経穴

陽谷 ~鍼灸院のツボ解説~

こんにちは、国分寺の鍼灸やまと治療院です。 今回も手にあるツボシリーズとして「陽谷」という経穴けいけつについて記述します。 経穴の説明 「陽谷」は「ようこく」と読みます。 手の太陽小腸経の5番目の経穴で、手の太陽小腸経の五行穴の...
2020年7月8日
脈経

『脈経』王叔和譔 (巻第一)⑪ ~鍼灸院必携・脈診の原典~

従横逆順伏匿の脈 第十一 問うて曰く、脈に相乗すること有りて、従有り、横有り。逆有り、順有り。何の謂ぞや。 師曰く、水行きて火に乗じ、金行きて木に乗ずるを名づけて従と曰う。 火行きて水に乗じ、木行きて金に乗ずるを名づけて横と曰う。 ...
2020年8月1日
脈経

『脈経』王叔和譔 (巻第一)⑩ ~鍼灸院必携・脈診の原典~

平 虚実 第十 人に三虚三実有るは何の謂いいぞや。 然しかり、脈の虚実有り、病の虚実有り、診の虚実有り。 脈の虚実は、脈来ること耎ぜんなる者を虚と為し、牢ろうなる者を実と為す。 病の虚実は、出る者を虚と為し、入る者を実と為す。 言...
2020年8月1日