鍼灸の庵 〜やまと治療院ブログ〜

脈経

『脈経』王叔和譔 (巻第三)④ ~鍼灸院必携・脈診の原典~

心小腸部 第二 (1/3) 心は火に象かたどる。 小腸と合して腑たり。 其の経は手の少陰と手の太陽と表裏を為す。 其の脈は洪なり。 其の相は春三月、王は夏三月、廃は季夏六月、囚は秋三月、死は冬三月たり。 其の王日は丙ひのえ丁...
2020年8月1日
脈経

『脈経』王叔和譔 (巻第三)③ ~鍼灸院必携・脈診の原典~

肝胆部 第一 (3/3) 黄帝問うて曰く、春の脈絃の如し、何如して絃なるや。 岐伯曰く、春の脈肝なり、東方木なり、万物の始めて生ずる所以なり。故に其の気、来ること濡弱軽虚にして滑、端直にして以って長たり、故に絃と曰う。 此に反する者は...
2020年8月1日
脈経

『脈経』王叔和譔 (巻第三)② ~鍼灸院必携・脈診の原典~

肝胆部 第一 (2/3) 冬至の後、甲子を得て、少陽夜半に起こり、肝家して王す。 肝は東方の木なり。 万物始て生じて其の気来ること耎にして弱、寛にして虚なり。 故に脈絃たり。 耎は即ち発汗すべからず。 弱は即ち下すべからず。 ...
2020年8月1日
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脈経

『脈経』王叔和譔 (巻第三)① ~鍼灸院必携・脈診の原典~

肝胆部 第一 (1/3) 肝は木に象かたどる。(肝は五行に於いて木に象る) 胆と合して府たり。(胆は清浄の腑たり) 其の経は足の厥陰(厥陰肝の脈)と足の少陽(少陽胆の脈なり)と表裏を為す。(臓は陰、腑は陽、故に表裏を為す) 其の...
2020年8月1日
脈経

『脈経』王叔和譔 (巻第二)④ ~鍼灸院必携・脈診の原典~

平 奇経八脈の病 第四 脈に奇経八脈有るとは何の謂ぞや。 然り、陽維陰維有り、陽蹻陰蹻有り、衝有り、督有り、任有り、帯脈有り。 凡そ此の八脈は皆経に拘かかわらず。故に奇経八脈と曰う。 経十二有り、絡十五有り、凡て二十七気、相随て...
2020年8月1日
脈経

『脈経』王叔和譔 (巻第二)③ ~鍼灸院必携・脈診の原典~

平 三関の病候並に治宜 第三 寸口の脈、浮は中風、発熱、頭痛。 桂枝湯、葛根湯を宜く服すべし。 風池、風府に針し、火に向うて身を灸し、風を治する膏を摩して、覆て汗をして出でさしむ。 寸口の脈、緊は頭痛、骨肉疼を苦しむ。是れ、...
2020年8月1日
脈経

『脈経』王叔和譔 (巻第二)② ~鍼灸院必携・脈診の原典~

平 人迎神門気口前後の脈 第二 心実 左手の寸口人迎以前の脈、陰実する者は手の厥陰経なり。 病、閉、大便利せず、腹満、四肢重く、身熱を苦しみ、胃脹す、を苦しむ。三里を刺す。 心虚 左手の寸口人迎以前の脈、陰虚する者は手の厥陰経...
2020年8月1日
脈経

『脈経』王叔和譔 (巻第二)① ~鍼灸院必携・脈診の原典~

平 三関陰陽二十四気の脈 第一 左手の関前寸口の陽、絶する者は小腸の脈無なり。 臍痺、小腹の中に疝瘕有りて王月には冷えて上て心を搶つくことを苦しむ。 手の心主の経を刺し陰を治す。心主は掌後横理の中に在り。(大陵) 左手の関前寸口...
2020年8月1日
脈経

『脈経』王叔和譔 (巻第一)⑮ ~鍼灸院必携・脈診の原典~

病 将に差んとす と 已え難き の脉を診す 第十五 問うて曰く、仮令ば病患差いえんと欲す。脈にして愈ことを知るは、何を以って之を別かたん。 師曰く、寸関尺、大小、遅疾、浮沈、同等なれば、寒熱解せざる者有りと雖ども、此れ脈の陰陽の平復を為...
2020年8月1日
脈経

『脈経』王叔和譔 (巻第一)⑭ ~鍼灸院必携・脈診の原典~

平 人病を得るの所起 第十四 何を以って春に病を得るを知るや。 肝脈無きことなり。 心脈無きは、夏に病を得る。 肺脈無きは、秋に病を得る。 腎脈無きは、冬に病を得る。 脾脈無きは四季の月に病を得る。 仮令ば、肝病は西行して...
2020年8月1日