鍼灸の庵 〜やまと治療院ブログ〜

脈経

『脈経』王叔和譔 (巻第一)⑨ ~鍼灸院必携・脈診の原典~

脈の陰陽を弁ずるの大法 第九 脈に陰陽の法有るとは何の謂いいぞや 然しかり、呼は心と肺とに出いで、吸は腎と肝とに入る。 呼吸の間に脾は穀味を受けるなり。其の脈は中に在り。 浮ふは陽なり。沈ちんは陰なり。故に陰陽と曰う。 心...
2020年8月1日
脈経

『脈経』王叔和譔 (巻第一)⑧ ~鍼灸院必携・脈診の原典~

臓腑の病脈陰陽を弁ずる大法 第八 脈、何を以ってか臓腑の病を知るや。 然しかり、数さくは腑なり、遅ちは臓なり。 数は即ち熱有り、遅は即ち寒を生ず。 諸陽を熱と為し、諸陰を寒と為す。 故に臓腑の病を別ち知るなり。 脈来ること浮...
2020年8月1日
脈経

『脈経』王叔和譔(巻第一)⑦ ~鍼灸院必携・脈診の原典~

両手六脈の五臓六腑陰陽逆順の主る所 第七 脉法讃に云う。肝心は左に出で、脾肺は右に出でる。腎と命門と倶に尺部に出る。魂魄穀神、皆寸口に見る。 左は司官を主り、右は司府を主る。 左大は男に順。右大は女に順。 関前一分、人命の主。...
2020年8月1日
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脈経

『脈経』王叔和譔 (巻第一)⑥ ~鍼灸院必携・脈診の原典~

脈を持る軽重の法 第六 脈に軽重有るは何の謂ぞや。 然り、初に脈を持みるに、三菽しゅくの重さの如くにして皮毛と相得るものは肺の部なり。 六菽の重さの如くにして血脈と相得るものは心の部なり。 九菽の重さの如くにして肌肉と相得るものは脾...
2020年8月1日
脈経

『脈経』王叔和譔 (巻第一)⑤ ~鍼灸院必携・脈診の原典~

平 脈、人の大小、長短、男女の逆順を視る法 第五 凡そ、脈を診るときは当に其の人の大小、長短、及び性気の緩急を視るべし。 脈の遅速、大小、長短、皆、其の人の形性の如きなるは則ち吉。之に反するは則ち逆と為すなり。 脈三部大都おおよそ等し...
2020年8月1日
雑記

ガクアジサイ(額紫陽花)

梅雨と言えば紫陽花ということで、ガクアジサイの写真を一枚撮影。
脈経

『脈経』王叔和譔 (巻第一)④ ~鍼灸院必携・脈診の原典~

尺寸陰陽栄衛度数を弁ず 第四 夫れ十二経、皆、動脈有り、独り寸口すんこうを取りて、以て五臓六腑死生吉凶之候を決するとは何の謂いいぞや。 然しかり、寸口は脈の大会たいえ、手の太陰の動脈なり。 人、一呼に脈行くこと三寸、一吸に脈行くこと三...
2020年8月1日
脈経

『脈経』王叔和譔 (巻第一)③ ~鍼灸院必携・脈診の原典~

三関の境界脈候の所主を分別す 第三 魚際従り高骨こうこつに至り却しりぞき行くこと一寸、其の中を名づけて寸口すんこうと曰う。 寸従り尺に至り名づけて尺沢と曰う。故に尺寸と曰う。寸後尺前、名づけて関と曰う。 陽出陰入関を以て界と為す。陽出...
2020年8月1日
脈経

『脈経』王叔和譔(巻第一)② ~鍼灸院必携・脈診の原典~

平 脈早晏の法 第二 黄帝問うて曰く、夫れ診脈常に平旦を以ってするは何ぞや。 岐伯対して曰く、平旦は陰気未だ動かず、陽気未だ散ぜず、飲食未だ進まず、経脈未だ盛んならず、絡脈調均して気血未だ乱れず。故に乃ち診すべし。此を過ぎれば非なり。脈...
2020年8月1日
脈経

『脈経』王叔和譔 (巻第一)① ~鍼灸院必携・脈診の原典~

脈の形状指下の秘訣 第一 浮脈ふみゃくは之を挙げれば余り有り、之を按ずれば足らず。 芤脈こうみゃくは浮大にして軟。之を按ぜば中央空しめ両辺実す。 洪脈こうみゃくは極大にして指下に在り。 滑脈かつみゃくは往来前却流利。展転替替然として...
2020年8月1日