『療治之大概集』杉山和一著(杉山流三部書)

江戸時代の鍼師、杉山和一検校が著した『杉山流三部書』のひとつ『療治之大概集』の原文の全文を掲載いたします。
江戸時代の鍼灸治療の勉強用素材としてご活用ください。


 

杉山流三部書
療治之大概集
総検校 杉山和一

 


◇ 療治之大概集 目録 ◇
  一、補瀉の事
  一、押手の事
  一、撚りの事
  一、四季鍼の事
  一、男女立様の事
  一、鍼折れたる時の事
  一、抜けざる鍼の事
  一、鍼立て違いの事
  一、鍼立てざる人の事
  一、禁穴の事
  一、尺寸を定むる事
  一、髪際を定むる事
  一、大椎を定むる事
  一、鍼灸用ひざる日の事 血忌なり
  一、血支日の事 灸せざる日なり
  一、十二支人神有り所の事 灸を禁む
  一、十二時人神の事 灸を禁む
  一、四季の人神の事 灸を禁む
  一、長病日の事 灸せざる日なり
  一、男女に灸を禁む日の事
  一、病人初めて医師に遇ふ吉日の事
  一、中風の事
  一、傷寒
  一、痎瘧
  一、痢病 しぶり腹の事
  一、嘔吐 からゑづきの事
  一、泄瀉 腹の下る事
  一、霍乱
  一、秘結 大便の結する病なり
  一、咳嗽 すわふきの事
  一、痰飲
  一、喘急 喘息なり
  一、飜胃 膈の事
  一、癆瘵 身弱き人
  一、噦逆 しゃくりなり
  一、頭痛
  一、心痛 胃脘痛なり 世俗も胸虫と云ふ物なり
  一、眩暈 目のまふ事
  一、腰痛 こしのいたむ事
  一、脚気
  一、黄疸 身の黄に成る病なり
  一、淋病
  一、消渇 かわきの病の事
  一、赤白濁 小便の濁る病なり
  一、水腫 みづばれの事
  一、脹満 腹の脹る病の事
  一、積聚
  一、自汗 あせかく事附たり盗汗はねあせなり
  一、癲癇 くつちかきの事
  一、吐血 血をはく病の事
  一、下血 大便に血下る病の事
  一、脱肛 肛門の出る病の事
  一、遺尿 覚えず小便たるる事
  一、遺精 夢に精泄るる事
  一、上気 気の上る事
  一、腹痛 腹のいたむ事
  一、諸蟲門 もろもろのむしの事
  一、口中門 口歯の疾の事
  一、眼目 目の病の事
  一、耳門 耳の病の事
  一、婦人門 女の疾を集め書くなり
  一、産前
  一、胞衣下りざる事
  一、産後
  一、小児門 幼き児の病を聚め書くなり
  一、小児死する者の見様の事
  一、急驚風
  一、慢驚風
  一、
  一、癖疾 腹脇に有る塊なり 世俗にかはらと云ひ又はかたかいとも云ふなり
  一、咳嗽 すわふきの事
  一、嘔吐 からえづきの事
  一、泄瀉 さつさつと下る腹なり
  一、夜啼客忤 夜啼はよなき客忤はをびゆるなり
  一、痘瘡 いもの事
  一、五行の事
  一、五臓六腑の事
  一、五臓主りの事
  一、陰陽の事
  一、榮衛の事
  一、七情の事 喜怒憂思悲驚恐
  一、六淫の事 風寒暑湿燥火
  一、十五絡の事 絡とは餘の経え通ふ道なり
  一、穴寸法の事
    一、肺経の内
    一、大腸経の内
    一、胃経の内
    一、脾経の内
    一、心経の内
    一、小腸経の内
    一、膀胱経の内
    一、腎経の内
    一、心包経の内
    一、三焦経の内
    一、胆経の内
    一、肝経の内
    一、督脈経の内
    一、任脈経の内
    一、気附鍼の事

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