鍼灸の庵 〜やまと治療院ブログ〜

杉山流三部書

『選鍼三要集』杉山和一著⑨ ~江戸時代の鍼灸の教科書~

十四経穴並びに分寸 手の太陰肺経十一穴。中府、雲門、天府、侠白、尺沢、孔最、列缺、経渠、太淵、魚際、少商。 中府は雲門の下一寸。雲門は璇璣の旁ら六寸。天府は腋下三寸。侠白は肘上五寸。尺沢は肘中約文陥なる中。孔最は腕上七寸。列缺は腕後一寸...
2020年7月15日
杉山流三部書

『選鍼三要集』杉山和一著⑧ ~江戸時代の鍼灸の教科書~

十五絡脈 手の大陰の別、名づけて列缺と曰ふ。 実するときは手の鋭掌熱し之を瀉し、虚するときは欠劫し小便遺数す之を補ふ。 手の少陰の別、名づけて通里と曰ふ。 実するときは膈に支へ之を瀉し、虚するときはもの言ふこと能はず之を補ふ。...
2020年7月15日
杉山流三部書

『選鍼三要集』杉山和一著⑦ ~江戸時代の鍼灸の教科書~

九鍼の図 此の図は類経に出たり。全く類経図翼を引いて出せるものなり。 一に曰く鑱鍼。其の頭大いにして其の末鋭なり。法を巾鍼に取る。末寸半を去りて漸く此を鋭にす。長さ一寸六分。熱頭身に在る者を治することを主る之を用ゆ。 二に曰く員鍼...
2020年7月15日
杉山流三部書

『選鍼三要集』杉山和一著⑥ ~江戸時代の鍼灸の教科書~

腹経穴 任脈経は曲骨、中極、関元、石門、気海、陰交、神闕、水分、下脘、建里、中脘、上脘、巨闕、鳩尾。 曲骨は臍下五寸。 中極、関元、石門、各々一寸。 気海は臍下一寸五分。 陰交は臍下一寸。 神闕は臍中なり。 水分は臍上一寸、下...
2020年7月15日
杉山流三部書

『選鍼三要集』杉山和一著⑤ ~江戸時代の鍼灸の教科書~

謬鍼を論ずる第四 愚、按ずるに世に鍼を業とするもの往往にして経絡を知らず。或は鍼を用ゆるときは薬を忌み。或は天地の理に従がうて人身に約することを知らず。或は鍼刺皮理に浅く帰一と為し。或は経絡を知らず而して百患腹に在り、諸経を忌み之を世々に...
2020年7月15日
杉山流三部書

『選鍼三要集』杉山和一著④ ~江戸時代の鍼灸の教科書~

虚実を論ずる第三 夫れ医の道は虚実に在り。鍼刺猶ほ虚実を分つべし。故に経に曰く、天に寒暑あり、人に虚実あり、五虚近たること勿(なか)れ。足下問ふ、何をか五虚と謂ふや。予が曰く、経に曰ふ、脈細に皮冷寒え気少く泄利前後飲食入らず。此れ所謂五虚...
2020年7月15日
杉山流三部書

『選鍼三要集』杉山和一著③ ~江戸時代の鍼灸の教科書~

井栄兪経合を論ずる第二 経に曰く、帝の曰く、予願くは五臓六腑の出る所の処を聞かん。岐伯の曰く、五臓五兪、五五二十五腧、六腑六腧六六三十六腧、経脈十二、絡脈十五、凡て二十七気上下を以てす。出る所を井と為し、流るゝ所を栄と為し、注ぐ所を兪と為...
2020年7月15日
杉山流三部書

『選鍼三要集』杉山和一著② ~江戸時代の鍼灸の教科書~

補瀉迎隨を論ずる第一 愚、徧く内経を考ふるに幽玄微妙にして其の旨を得難し。 霊枢第一篇に曰く、瀉に曰く必ず持ち之を内れ放て之を出す陽を排き鍼を得る。邪気泄ることを得て按じて鍼を引く。補に曰く之に随ふ。之に随ふは意(こころ)妄りに之が若し...
2020年7月15日
杉山流三部書

『選鍼三要集』杉山和一著① ~江戸時代の鍼灸の教科書~

杉山流三部書 選鍼三要集 総検校 杉山和一著   序 愚ぐ、偏陋へんろうを禀うけて竊ひそかに鍼の道に志すこと日有り。故に入江いりえ先生の足下そくかに遊あそんで命を聞くことを得たり。先生の道みち、軒岐けんぎを宗そうとす。故に常に...
2020年7月19日
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