鍼灸の庵 〜やまと治療院ブログ〜

杉山流三部書

『選鍼三要集』杉山和一著⑫ ~江戸時代の鍼灸の教科書~

禁灸穴歌 四十七穴 禁灸の穴四十七。承光、瘂門、風府、逆す。睛明、攅竹、下、迎香。天柱、素髎、上、臨泣。脳戸、耳門、瘈脈に通ず。禾髎、顴髎、絲竹空。頭維、下関、人迎、等し。肩貞、天牖、心兪、同じ。乳中、脊中、白環兪。鳩尾、淵腋、如(もしく...
2020年7月15日
杉山流三部書

『選鍼三要集』杉山和一著⑪ ~江戸時代の鍼灸の教科書~

禁鍼穴歌 共に三十一穴 禁鍼穴の道、先づ明らめんことを要す。 脳戸、顖会、及び神庭。絡却、玉枕、角孫の穴。顱息、承泣、承霊に随う。神道、霊台、膻中忌む。水分、神闕、並びに会陰。横骨、気衝、手の五里。箕門、承筋、及び青霊。乳中、上臂の三陽...
2020年7月15日
杉山流三部書

『選鍼三要集』杉山和一著⑩ ~江戸時代の鍼灸の教科書~

鍼灸要穴の論 夫れ鍼灸を用ひんと欲する者は当に要穴を主とすべし。灸は寒邪を散じ鍼は欝滞を開く。千患愈へずということなし。然れども世に鍼を業とする者、要穴を刺して兪へずと謂ふ。何ぞ此の理有らんや。予、甞て思ふに腹を主として要穴を知らず、或は...
2020年7月15日
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杉山流三部書

『選鍼三要集』杉山和一著⑨ ~江戸時代の鍼灸の教科書~

十四経穴並びに分寸 手の太陰肺経十一穴。中府、雲門、天府、侠白、尺沢、孔最、列缺、経渠、太淵、魚際、少商。 中府は雲門の下一寸。雲門は璇璣の旁ら六寸。天府は腋下三寸。侠白は肘上五寸。尺沢は肘中約文陥なる中。孔最は腕上七寸。列缺は腕後一寸...
2020年7月15日
杉山流三部書

『選鍼三要集』杉山和一著⑧ ~江戸時代の鍼灸の教科書~

十五絡脈 手の大陰の別、名づけて列缺と曰ふ。 実するときは手の鋭掌熱し之を瀉し、虚するときは欠劫し小便遺数す之を補ふ。 手の少陰の別、名づけて通里と曰ふ。 実するときは膈に支へ之を瀉し、虚するときはもの言ふこと能はず之を補ふ。...
2020年7月15日
杉山流三部書

『選鍼三要集』杉山和一著⑦ ~江戸時代の鍼灸の教科書~

九鍼の図 此の図は類経に出たり。全く類経図翼を引いて出せるものなり。 一に曰く鑱鍼。其の頭大いにして其の末鋭なり。法を巾鍼に取る。末寸半を去りて漸く此を鋭にす。長さ一寸六分。熱頭身に在る者を治することを主る之を用ゆ。 二に曰く員鍼...
2020年7月15日
杉山流三部書

『選鍼三要集』杉山和一著⑥ ~江戸時代の鍼灸の教科書~

腹経穴 任脈経は曲骨、中極、関元、石門、気海、陰交、神闕、水分、下脘、建里、中脘、上脘、巨闕、鳩尾。 曲骨は臍下五寸。 中極、関元、石門、各々一寸。 気海は臍下一寸五分。 陰交は臍下一寸。 神闕は臍中なり。 水分は臍上一寸、下...
2020年7月15日
杉山流三部書

『選鍼三要集』杉山和一著⑤ ~江戸時代の鍼灸の教科書~

謬鍼を論ずる第四 愚、按ずるに世に鍼を業とするもの往往にして経絡を知らず。或は鍼を用ゆるときは薬を忌み。或は天地の理に従がうて人身に約することを知らず。或は鍼刺皮理に浅く帰一と為し。或は経絡を知らず而して百患腹に在り、諸経を忌み之を世々に...
2020年7月15日
杉山流三部書

『選鍼三要集』杉山和一著④ ~江戸時代の鍼灸の教科書~

虚実を論ずる第三 夫れ医の道は虚実に在り。鍼刺猶ほ虚実を分つべし。故に経に曰く、天に寒暑あり、人に虚実あり、五虚近たること勿(なか)れ。足下問ふ、何をか五虚と謂ふや。予が曰く、経に曰ふ、脈細に皮冷寒え気少く泄利前後飲食入らず。此れ所謂五虚...
2020年7月15日
杉山流三部書

『選鍼三要集』杉山和一著③ ~江戸時代の鍼灸の教科書~

井栄兪経合を論ずる第二 経に曰く、帝の曰く、予願くは五臓六腑の出る所の処を聞かん。岐伯の曰く、五臓五兪、五五二十五腧、六腑六腧六六三十六腧、経脈十二、絡脈十五、凡て二十七気上下を以てす。出る所を井と為し、流るゝ所を栄と為し、注ぐ所を兪と為...
2020年7月15日